伝統産業最新情報
『太田美術額縁』さんは、大正元年頃、新橋にて創業。戦火が激しくなった昭和20年に浦和へ移転し、工房を構え今に至ります。岸田劉生が愛用した「劉生縁」を完成させた店として知られており、一斉を風靡した「古代色額」(アンティーク風額縁)の元祖でもあります。曾宮一念、安井曾太郎、小山敬三、その他数多くの洋画家、巨匠達に愛された額縁は「太田縁」と称され、先人の彫職人が残していった型なども使い、職人が一つ一つ手 […]
6月21日 水曜日、埼玉新聞12面に、岩槻人形博物館3周年を紹介する記事が掲載されていました。 特別展示「見る、知る、学ぶ!岩槻の人形学」と題し、イベントが開催されています。 7月2日まで! 是非とも足をお運びください!
浦和のうなぎ『うらわのうなぎ 萬店』さんを取材いたしました!
2023年6月23日『萬店』さんは、中浦和駅を出てすぐのところに店舗を構える、明治19年(1886)創業の老舗川魚料理店です。志木街道を往来する馬方や行商人などの旅客相手に、農業の傍ら茅葺の小屋でささやかな掛茶屋を開いたことに始まり、今も創業以来の武蔵野の味と誠実奉仕の精神が続いています。職人が毎日店内で、国産の厳選した活鰻を捌き、串打ちしたものを素材に合わせ絶妙に焼き上げています。自慢のたれがしっとりと染みたご飯と […]
明治21年創業の『満寿家』さんは、浦和の中心部に約200坪の敷地を有するうなぎの老舗店で、カジュアルなテーブル席や座敷などを備えています。紀州備長炭で焼き上げるうなぎは、外はパリッと香ばしく中はふんわり。肉でいえば極上の霜降りに例えられるブランドうなぎの「坂東太郎」を扱っていて、うなぎづくしのコースや懐石コース、週替わりの一品料理などメニューも豊富。女将さんから「昔からの変わらぬ味と、変わらぬ満寿 […]
『山崎屋』さんは、江戸時代中〜後期頃の創業のうなぎの老舗店です。店舗は旧中山道沿いにあり、風にたなびく「蒲焼 山崎屋」と描かれた大きな旗が一際目をひきます。ブランドうなぎとして知られる大井川の共水うなぎをはじめ、各地の質のいいうなぎを厳選し、伝統の技と伝家のタレであっさりと上品に調理。歴史ある『山崎屋』さんですが、気軽に来店してほしいとの思いから、通常は予約を受けていないとの事。席は、掘りごたつや […]