伝統産業最新情報
店内に並ぶのは、添加物を一切使用せず、一つ一つていねいに手作りした和菓子の数々。『盆栽最中』や『大宮ぽっぽ』といった地域に因んだ商品も手がけ、さいたま市の特産であるさつま芋を使用した『紅赤ココア焼芋』は、紅赤の素朴な風味と白餡の調和が特徴的です。昨年から販売を開始した『わらび餅』は、中に餡を詰め、小川屋ならではの味に評判も上々。伝統的な味と技を引き継ぎつつ、新しい挑戦へも意欲的に取り組まれています […]
130年以上にわたり、当時と変わらない店構えで、呉服を中心に婦人用品などを取り扱う大木屋。宝永年間(1704年〜1711年)から続く『与野夏祭り』の地元でもあることから、創業以来、祭りや神事に関連する布製品の品揃えも多彩で、特に近年は、初午や節句の際に祭壇に飾る木綿の五色布を扱う数少ない店として、市内に限らず、遠方からの注文にも対応しています。 【所在地】中央区本町西1-12-19 【電 話】04 […]
大正時代に創業した炭火焼せんべいの老舗。パリッとした食感と素朴な醤油の香りの大きなお煎餅。近くの高校などにも置いてあり、展示会やイベント時には贈答品として個人の方も含め多数の注文を受けています。多いときは1日400枚くらい焼くこともあるそう。インターネットでの注文も受けています。 所在地:さいたま市岩槻区本町1-18-24 電 話:048-756-0725
昭和40年代から、江戸時代の技を伝承し、艶やかな簪を作り続けている宇美濃。平成元年に中国の東莞市に工場を開業、現地で従業員70人を採用し、OEMとして大手着物専門店や写真スタジオなどに簪を卸しています。とはいえ、オーダー品や修理などは今でも工房での作業。つまみ簪の技法を生かしたインテリア小物、装飾品など新たな商品も展開し、また、日本人形の業界からも注目を集めています。 所在地:さいた […]
江戸時代、中山道を行き交う人々にうなぎの蒲焼きを振る舞っていたという記録が残る浦和。伝統の味を後世に残すべく『浦和のうなぎを育てる会』が発足され、市内12店舗が組合店として登録されています。そのひとつである和香は、ご夫婦で切り盛りする小さなお店ながら、質の高さと手頃な価格が口コミやSNSでも話題に。最近では、若い男性や女子大生の来店も増え、週末には行列必至の人気店です。 所在地:さいたま市浦和区本 […]