和竿
正哲和竿製作所
日本の伝統的工芸品にも指定されている江戸和竿は、本漆で塗り重ねた天然の竹の継ぎ竿です。江戸時代中期に実用品として江戸で作られ始め、次第に工芸品としての美しさも競い合うようになり、後期ごろには美術工芸と呼べるまでになりました。竿師・飛田裕之は、昭和27年「東正」に入門。その後20年間師事した後、師匠の引退を機に昭和47年「正哲」として独立。現在も、老舗「横浜つるや釣具店」の専属で和竿を作り続けています。